今年度も始まった


 一昨日、今年度の講義が始まりました。今期は金曜以外が1限からで朝が苦手な自分にとっては少々辛いところか。というか不規則な生活を送ったせいで夜に激しい眠気に襲われ、
挙句爆睡からの目覚めれば夜中のコンボ。そのせいで昨日はAngel Beats!の再放送第1話を逃した見たら見たで5回目になるのだが。ガンダムX見れたしいいかな。

 3年になるとやはり専門科目が主体となります。英語は希望通りのクラスだけどぼっち。どうやら自分の学部ではほとんどの人が希望通りのクラスになったらしいが、そう思うと
結構悲しい。知り合い(恐らくサークルや面談のグループ)で固まっている人が多い。いや、あのクラスは楽だしTOEICや工業英検に関sる質問が出来るからいいのだが、これが宿命か。
ちなみにうちの大学にはコースというものがあるのですが、そのコースでも割とぼっちになることが多い(というのも、知り合いはいるがサークル等のグループで固まってて入りづらい)。
木曜の2限は自分の所属コースのコア科目でグループワークが主体だが、自分のコミュ障っぷりがまんまと発揮される講義だった。

なお3限になると打って変わって人数が増加。無論別のコースの人間も多くいる(というのも別のコースのコアにも指定されている)ため、その分知り合いもちらほら見かける。数学を
応用しているため結構楽しそうな講義で、そして担当する先生がユーモアのある先生で、以前にもDiaryで述べた『ウェアラブルコンピュータ』について研究されてる教授だ。
この日、講義中に妙な発言をしていた(多分この講義来年なくなりますと仰っていた。理由を聞いたがやはりお察しだった。)こともあり、お話を伺うチャンスも巡ってきたため
ウェアラブルコンピュータについて少し話をお伺いした。その際に、自分に体が不自由で東方が好きな友人がいることも話した。自分は先生の研究室に配属できるような要件を
恐らく満たしておらず、今後関わる機会も薄れると思えたため、良い機会だと思った。また、後日も先生とこの事について再び話してみたいところだ。少し忘れっぽいところがあるので…
そして、自分がその話を持ち出すと、先生の研究室に体の不自由な大学院生(M2)がいらっしゃることを聞いた。その方はなんと筋ジストロフィー(現在治療法が確立していない難病の1つ)らしい。
当然、驚きを隠せなかった。非常に身近なところに、近い年代で、更に体が不自由なのに関わらずウェアラブルコンピュータについて研究している方がいることに感服した。逆に言えば非力な自分が
無力に思えたが、ぼくは心から大学院生の方を応援したいと思った。
 また、その先生にもちらっと自分の興味のあることを話すと、先生が学生時代に専攻していた内容に関して話してくださった(量子力学だったかな)。その先生は量子力学以外の分野についても
多くの知識を持っており、話の主題はずれてしまったが多くの話を伺うことが出来た。また自分が興味ある分野についてもちらっと話すと「挑戦するのもいいんじゃないですか」と仰られた。
なんでも知っているし、すごいですね、と聞くと、『知らないことの方が多いよ』と仰られた。知識の乏しいぼくらからすれば感服です。
なお無類のゲーム好き(特にテイルズやWizardryが好きらしい)であり、人気であると同時に、前述の通り講義はユーモアがあり面白い。ちなみに研究室には怒首領蜂があるらしい
そのためか他の学生と話していることも多く話す機会がないと思っていたが、今回話すことが出来て本当に良かったと思う。また、話足りなかったので後日も改めてお話を伺おうと思う。
ちなみにかつてPS2の開発にも携わったらしいよ!

 そのあとにいつもお世話になっている准教授の先生の研究室にお伺いした。3年次になってからは初めて話したため少々緊張したここでもコミュ障っぷり発揮が、
今後の話や専門分野(数理科学の先生であるため、主に数学に関する話である)、進路に関してなど多くのことを伺った。専門書を読んでて(読めた気がしてない)気付けば春休みが終わっていた
程度には読むペースが遅いと思っていたが、どうやらそれが普通(自分の場合まだ可愛い方で2行の理解に1週間を要することもあるとか)らしい。また繰り返し読んだり様々な本を読んだりすることも
大事で、自分では良くないのではと感じていたやり方(他の分野、例えば代数学と位相空間に関する書籍を並行して読むなど)が間違っているのではないかと感じていたが、どうやらそれも数学科では
よくあること、みたいなことをおっしゃっていた。むしろ流し読みする方が良くないと言われた。数学自体が理解に苦しむことは数学科の人間は誰もが経験すると言われたが、こういうことなのだろうか。
実際、4年生になると工学部の人間は研究を行っている間に数学科の人間は数学に関する洋書を読みセミナーで発表していたりと、ギャップを感じることもあるようだ(なお自分は前者もやるのだが)。
自分の研究したい分野は明確ではないが、今後も精進していきたいと思った。聞いたところだと、東大出版の多様体の基礎ならぼくでも読める、みたいなことを仰られた。
多様体には興味があり、その後に微分幾何や位相幾何学の世界に繋がるらしいので、後日読んでみるのもいいかもしれない。また、今は線型代数学の復習を優先(代数学もいずれやるが)した方が
良い(?)と言われ、現状では、集合論、解析学、線型代数学についてまず学んでいこうと思う(ペースはお察し)。

 ざっとこんな感じで3年生が始まったわけだが、後日配属したい研究室の先生にも再びお伺いする予定だ。ただ、これ以外にもやるべきことはあるので、少々ハードになるのかもしれない。
なんにせよ、油断は大敵だな。必要なものはちゃんとやっていこう。

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