卒論の発表見てきた

 2日連続で更新は珍しいことですな。前置きはさておき早速本題に入りますか。


 昨日1年次に線型代数学Tと微分積分学Tで担当をなさっていた講師の先生にメールしたところ、卒論の発表が本日とのことで、急遽大学に向かいました。眠れなかったので朝っぱらから
眠気と格闘しつつも、大学到着後は昼食を済ませ、小平邦彦氏の解析入門を読みながら待機してました。発表数十分前は寝ていたが、発表で寝落ちしなかったため一安心。

 研究内容に関しては、ほとんど(というか全員)の研究生がグレブナー基底に関する研究でした。正直言うと、難解であった。それだけ勉強不足であることを痛感するのだが、どうやら
グレブナー基底を用いれば多変数多項式の計算を容易に行うことが可能であることは、イデアル自体がどのようなものであるかすら理解できていない中、それだけは薄々解かった気がした。
本日の発表ではグレブナー基底を用いて行列や微分方程式へ応用する研究がやや興味深い内容で、これを応用する場面が発表前には想像がつかなかったが、発表後にあのような応用例がある
のだと感じた。それと同時に、自分の意識の低さに危機感もまた感じたことは言うまでもない。また、明後日には今年度に新たに研究室に配属された現3年次生が集まるらしく、自分も先生に
誘われた。気が向いたら、で良いらしいが、今週、しかも月曜に大学に足を運んで、その後ずっと休み、というもの違和感があるので明後日も研究室に訪れようと思う。また、3年次生は
今年度に研究を行っていた4年生より意欲があるらしく、微妙に期待を抱くと同時に、自分の怠け癖に頭を抱えるのではないかという不安もまた現れてくる。単純な1階線型微分方程式や
2階線型微分方程式ならば現在でも容易に解けるが、微分演算子に関しては完璧に忘れているようなので危ない。実際、大学院に必要な知識は、微分方程式や複素解析の分野にも入っている
かもしれないが、それ以上に線型代数学、微分積分学の基礎が出来ていなければ話にならないのだが… 研究室はまた違った危機がありますな。


 そして微妙に話が飛んで、本日の出来事その2。2年後期に履修したある科目(ゲーム基礎ってやつなのだが)の、履修者全体の成績に関する分布がやばくてわろえなかった。正直こええよ。
C評価どんだけいるんだよやべえよ。D評価3人だったらしいけど正直怖すぎだろこれ。果たして只でさえ成績の怪しい自分の運命はどうなるのやら… 下手したら履修に関わってくるので
少々危ないところがある。と言っても、それは実験に関する内容であって、今後の研究室配属や院試対策に影響を及ぼすものではないため、気にしなくて良い節はある。というのも、それは
単位が取得できている、という前提であって、落単となるとまた話は別になる。来期も当然コースコア科目の履修が必要となるため、油断は禁物だ。ただ、たとえ評価がCであろうとも、
面白いことが出来て履修した甲斐があったと思えたならば、それでも良いと思うのだけれどもね。今期のグラフィックスも、落単フラグ立てつつも、最後には(一応)満足できたのだから。

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